サイドカット・区画カット |
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ユニットをコントロールするための戦術 |
サイドカットを一言で説明すると、上記ように表現します。
クラクラの配置は、四角形(ひし形)のフィールドに「建物と壁」で一つの村(拠点)を築き上げ、それを考えて攻撃する【ストラテジーゲーム(戦略ゲーム)】です。
※ 稀に運ゲーという人もいますが、そんな要素は一切ありません。
どのようにユニットを出して(展開)相手の村を攻撃するかを考えたとき、戦術としての定石(セオリー)として、サイドカットが必要になります。
以外にも、サイドカットという基本的な戦術を知らないユーザーが多いため、クラクラという戦略ゲームを手堅く攻略するうえでの定石を簡単にまとめました。
ざっくりとメリット・デメリットをまとめると、このようになります。
サイドカットというのは、クラクラに限った専門的な概念ではなく、戦略的な考え方【兵法】の一つです。効率的に考えられた「戦術」なので、多くの戦術で取り入れることができ、攻撃の成功率を高めるための最適な手段ということを理解してください。
イメージしやすく説明すると、相手の村を囲うようにユニットを出しても、1体だけの力では防衛設備の攻撃でユニットが返り討ちにされます。
そのため、ユニットを展開する位置や方向や角度を決め、できるだけまとまって進行することで【戦力の集中と全体の被弾軽減】の効果が期待できる戦術の基礎です。
軍隊がなぜ規則正しく整列をするのか、なぜ乱れることなく並んで進軍するのか、これらには意味があります。これらの意味と考えはクラクラも同じなので、おぼえておくようにしましょう。
サイドカットなし | サイドカットあり |
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ラッシュ系戦術 | 一般的な戦術のすべて |
サイドカットについて大きく戦術で分けたとき、ラッシュ系戦術とそれ以外になりやすいです。それぞれについて、まとめて説明します。
サイドカット無しでは、四角形(ひし形)のフィールドの一つの面、もしくは角からユニットをすべて出す戦術のことを指します。これをラッシュ系戦術という人もいますが、日本独自の表現なのでラッシュ海外の人に伝えるときは注意してください。。
正確にはラッシュ系戦術と違うのでサイドカットをしない戦術は「ドバだし」や「垂れ流し」というテキトーな表現をされていました。これらが意味する内容は人やクランによって曖昧となり、現代では伝わる中途半端な表現となっています。
サイドカットをしない人が「下手」だと言われることが多かったため、脳筋やチンパンと言われる時代もありました。昨今でのクラン対戦では「偵察係」やリーグ対戦では「いないよりマシの頭数」として扱われることもあります。
それ以下になると、クランから追放されてしまうことがあります。
(リーグ戦に参加させてもらえないなどの実質的な戦力外通告も含む)
ふざけたことを書いていると思われるかもしれませんが「サイドカットに関する記事を書いてほしい」と依頼がある程度には、水面下で気にしている人が多いようです。
テンプレの形がおおよそ出来上がってはいますが、考えて戦術を練るため人によってさまざまな形や考え方(プラン)が存在します。
最初にも書いたように、クラクラには定石(セオリー)が存在します。
その形を作るように配置全体を見て攻撃の位置や角度を考えるため、苦手な人はとことん苦手かもしれません。
言葉にして説明すると単純で、本当に「手順を決めて状況に合わせてユニットを出す」を一連の流れとして、戦術を組み立てたときの最初にサイドカットが入ります。
最近は動画投稿者自体が減っていますが、視聴する人であればユニットを出す手順を「〇〇パート」というワードで耳にしたことがあると思います。
戦術に手順を付ける、パートに分けるなど、戦術を組み立てるときに「サイドカット」を取り入れてからユニットを出します。
戦術の組み立て方の流れ |
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1. 攻撃する位置や方向など決める |
2. サイドカットを開始する |
3. カット後、メインユニットを展開 |
手順を3段階にして表現したとき、メインユニットを展開する前の下準備のような作業になります。TH帯が高くなるほど配置の面積が広くなるため、サイドカットが前提となる戦術が増えると思ってください。
そして、サイドカットはクラクラが上手に攻略するために必須な戦術的な考え方として、身に付けることを強くおすすめします。
![]() カット | 中心部に進行 ↓ | ![]() カット |
余力で削る | ![]() 中心部 | 余力で削る |
余力で削る | 余力で削る | 余力で削る |
サイドカットの基本は、ほぼ形が固定されています。
攻撃する面の両端を削ってから「中心部に向かうイメージ」でカットすることが主流です。攻撃する面のサイド(横)を削るため、サイドカットでイメージしやすい形となります。
高TH帯になるほど L字やU字 のサイドカットを取り入れなければいけない場面が増えますが、中心部にタウンホールがある配置で手堅く星2を取りつつ延長線上で星3を狙うことが可能です。
古き良き時代から使われていますが、最近は配置面積が大幅に拡大しているため、高TH帯では使いにくくなります。
Lの字 | Uの字 |
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角から削るカット | 面の中心部を削るカット |
サイドカットが上手くなりたいのであれば、配置の形に合わせて2種類のサイドカットを使い分けます。この使い分けに関しては、人によって戦術プランが異なる部分です。
ここから先で紹介するのは 戦術の流れのイメージ なので、必ずこのようになるとは限りません。大まかな形を作成したサンプルだと思ってください。
![]() 開始・終了位置 | カットA← | カット 開始位置 |
↓↑ | ![]() 中心部 | ↓ カットB |
![]() | ← → | ![]() 開始・終了位置 |
もっとも代表的なサイドカットの形は、L字型のサイドカットです。
配置の角から削り、カットAかBの方向まで施設を処理してからユニットを展開します。
AかBまでカットで使用したユニットと合流して進行するなどの工夫も取り入れやすく、あらゆる戦術で最も一般的な戦術の形として知られる手段です。
主にクイヒー系戦術の基本であり、開始位置が角側に寄せるのが一般的です。
![]() 開始位置 | ←カット後 に合流 | ![]() 終了位置 |
↓→ | ![]() 中心部 | ↑ |
![]() | → | ![]() |
L字のサイドカットが一般的ですが、特定の配置やユニット戦術ではU字型のサイドカットを採用することがあります。
オーバーグロウの呪文が実装したことにより、一部を長時間封じ込めることでL字よりも実用的な選択肢になりました。
また、ファイアボールを使った戦術やエレクトロブーツなど、ヒーロー装備によって実現しやすくなったことで普及した形です。
過去にコメントで限定公開した動画の一部ですが、バーバリアンキングを使ったクイヒーディガホグのサイドカットをしています。
【1戦目:U字型サイドカット】
サイドカットをすることで、クイヒーへの被弾を減少と援軍釣り出しをして時間を短縮するねらいがあります。
【2戦目:L字型サイドカット】
バーバリアンキングが主要な防衛設備とヒーローが密集する区画を削ることで、クイヒーとディガホグが最後まで残りやすくするねらいがあります。
ドラゴン系戦術のサイドカット見本として、TH12のライドラ動画を撮影しました。TH13とTH14を相手にするときのサイドカットは難易度が高いので、参考にならないかもしれないです。
ドラゴン系戦術のは「サイドカットの基本形」で攻撃しやすいですが、ジャイアントアローの実装でサイドカットの自由性が大幅に向上しました。
ヒーローが足りないときや格差のある相手を想定して、突破兵器「フレイムシューター」を使用しています。
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