【TH12~13】施設･研究の優先度まとめ

クラッシュ・オブ・クラン（Clash of Clans）の「タウンホール12（TH12）」と「タウンホール13（TH13）」における、効率的な村の発展優先度をまとめています。防衛設備の強化順や研究の優先度など、押さえておきたい重要ポイントをわかりやすく解説しました。「TH12」「TH13」でクラクラをプレイする際の参考にご活用ください。

TH12~13の施設･研究の優先度

ヒーローのレベル上げが重要

TH帯
TH11	上限 Lv.50	上限 Lv.50	上限 Lv.20	上限 Lv.30	–
TH12	上限 Lv.65	上限 Lv.65	上限 Lv.40	上限 Lv.40	–
TH13	上限 Lv.75	上限 Lv.75	上限 Lv.50	上限 Lv.50	上限 Lv.25

TH11ではヒーローのレベル上限は低めでしたが、TH12に進むと上限が大きく引き上げられ、レベル上げに必要な時間と資源の量が増えます。そのため、ヒーローを上限まで育てきれずに TH12〜TH13に長期間滞在し続けるユーザーが非常に多い のが特徴です。

村の強化だけでなく、ヒーロー育成を考えると ゴールドパスの購入 も選択肢のひとつです。この辺りから差になって現れやすくなるので、建物の数が増えて村の発展に差が出てきやすくなります。

ゴールドパスがあるとヒーローのレベル上げがラクになる

ゴールドパス	大工ブースト	研究ブースト
課金アイテム	建設時間の短縮	研究時間の短縮

TH12~13は防衛設備の2段階アップグレードやヒーローのレベル上げが大変なので、これまでのように村をスムーズに発展させることが困難になります。無理にセール品を購入するよりも、毎月ゴールドパスを購入すると長期的に考えてお得です。

クラクラを毎日するような人であれば、このタイミングで購入するとヒーローのレベル上げも少しだけ負担が減って精神的にラクになるかもしれません。

バランスを考えた大工の使い方が大切

優先度①	軍事施設 ＞ 追加される建物
優先度②	ヒーロー ＞ 資源保有施設
優先度③	ヒーロー ＞ 防衛設備

TH12~14はヒーローのレベル上限が高く設定されているため、必ず大工を1人はヒーローのレベル上げに使ってください。理想はヒーロー2体以上のレベル上げを常にしている状態です。軍事施設のアップグレードを終えた後は、ヒーローを優先しつつ防衛設備の強化をすることになります。

資源施設の優先度を高くする人もいますが、アップグレードに必要な資源の量が減少しているため、現代の環境では優先度が下がりました。古い情報ではレベルを上げないと新しい建物の設置やアップグレードに影響があったため、やや高めの優先度になっている情報が多いです。

ランクバトルを意識するTH帯ではないので、ランクの昇格よりもヒーローのレベル上げを優先してください。昇格にこだわってヒーローのレベル上げを怠ると、高TH帯の攻撃と防衛で他のプレイヤーに劣るアカウントになってしまう恐れがあります。

TH12~13は大工や研究を考えなければいけない理由

戦術が増える	ヒーローの育成	防衛設備の強化
研究対象が多い	レベル上限が高い	実は優先度が低い

将来的な戦術の優位性の下積みをするタイミングになるため、攻撃に特化した大工の使い方が重要になります。ランクバトルの昇格に限界があり、うまく成長できているかを実感しにくい環境です。

クラン対戦などに参加しても、防衛設備を強化したにもかかわらず、簡単に星3を取られてしまいます。村が発展するよりも精神的な部分「気持ち」で負けて挫折しやすいので、このタイミングでいろいろな戦術に触れておきましょう。

クラクラは経験が活きてくることが多いので、過去の体験が将来的に役立つことがあります。ヒーロー装備で差が出にくい環境でもあるため、ユニットを主体とした戦術を経験しておくことをおすすめします。

TH12よりも「TH13」を長くする

タウンホール	使用可能なヒーロー	アンロック
	ヒーロー3体	ヒーロー無し
	ヒーロー4体	アンロック

TH13へ上げるタイミングは人それぞれですが、あまり長くTH12に滞在しすぎると、攻撃テクニックの成長が遅れてしまう可能性があります。実際に、TH12で長期間プレイし続けるユーザーも少なくありません。自分のペースを大切にしつつ、村の発展とヒーロー育成の両方をバランスよく進めていきましょう。

また、TH13では ロイヤルチャンピオン がアンロックされます。もし本格的に長くプレイする予定があるなら、早めにTH13へ進めたほうが得策です。TH12にとどまり続けると、ロイヤルチャンピオンのレベル上げが遅れ、戦力として活かしにくくなってしまいます。

長く過ごしたとしても、残りがトラップだけになったらTH13にする目安です。一般的にはヒーローのレベル上げが十分に進んでいるので、思い切って次に進みましょう。

TH12でやっておきたいこと

TH12で優先度が高い軍事施設を順に強化する

優先度①	優先度②	優先度③
ラボ	クランの城	鍛冶屋

「ラボ」を最優先で強化したら、次に重要なのが クランの城 と 鍛冶屋 です。
このタイミングでクランの城の収容スペースが40枠になり、装備のレベル上限も上がるため、アーミーキャンプより優先度が高い軍事施設になります。

それらが終わったらアーミーキャンプの強化を進めつつ、兵舎のレベルアップも進めておきましょう。見た目も性能も優秀なユニット「イエティ」をアンロックできれば、使える陸戦術を増やすことができます。

2025年にスーパーユニットの スーパーイエティ が追加されたことで、イエティ戦術の評価は大きく向上しました。今後は援軍として需要が高くなるため、基本的な戦術に必要な研究が終わったら、イエティの研究も優先して進めておくことをおすすめします。

大工1人以上は必ず「アーミーキャンプ」に使う

アーミーキャンプ	兵舎	闇の兵舎

最初は軍事施設を中心にアップグレードすることが多いですが、ユニットの収容スペースが増える アーミーキャンプ に大工を1人以上は使ってください。その後に、兵舎と闇の兵舎をアップグレードしておきましょう。

新たな軍事設備：突破工房

突破工房	ウォールバスター	突撃艦	ロックボマー
強化必須	不要	優先度：高	優先度：中

TH12からは、突破兵器を使った戦術が当たり前の環境になります。攻撃するときに手持ちの突破兵器と援軍の突破兵器を配置に合わせて変更できるので、自分の戦術に合わせて使い分けられるようにしておきましょう。

陸戦術全般は援軍でもらえる高TH帯の突破兵器を使ったほうが強いので、ウォールバスターの優先度は低いです。突撃艦 と ロックボマー は使う戦術との相性によっては必須級になるため、ユニットや呪文の研究が終わった後はレベルを上げておくと役立ちます。

防衛設備の優先度：インフェルノタワーは最重要

インフェルノタワー	巨大クロスボウ	対空砲
イーグル砲	アーチャータワー	トルネードトラップ

TH12では、インフェルノタワーの最大設置数が3基に増えます。タウンホールが武装化して「ギガテスラ」になることで、防衛の成功率が上がるタイミングです。ドラゴンやライトニングドラゴン（ライドラ）からの攻撃が増えるので、対空防衛を重点的に強化しておきましょう。

防衛すること自体が難しい環境ですが、ドラゴン系の空中ユニットからの攻撃が多くなります。エアスイーパーや対空砲のレベルが上がっていると防衛できることもあるので、しっかりと優先順位を決めておくと過ごしやすくなるかもしれません。

研究の優先度

レイジの呪文	フリーズの呪文

TH12では、戦術で必須級の呪文2つが最大レベル になります。TH15付近までは強力な防衛設備の数が限られているため、フリーズの呪文 でユニットやヒーローを守りつつ、レイジの呪文でユニットによる制圧力を高める戦術を使うことが多いです。いろいろな戦術で使う場面が多くなる呪文なので、優先的に研究を進めておきましょう。

優先度が高いメインユニット

ドラゴン	ライドラ	イエティ	ネクロ

この4種類のユニットを使った編成は、操作が簡単で火力も高い非常に扱いやすい戦術 となっています。メインで使っている得意戦術がある場合は、その戦術に関連するユニットの研究を最優先 するのがおすすめです。

ただし、いろいろなユニット編成を使ってみたいのであれば、陸戦術か空戦術のどちらかに絞って研究の優先度を考えたほうがいいです。

全体的に「ドラゴン」や「ライトニングドラゴン」はTH12〜TH13の戦術で人気がありますが、操作がシンプルな分、雑なアタックになりやすい欠点 もあります。

また、ヒーロー装備が実装されて以降、TH12〜TH13は “ラッシュ系戦術中心の環境” に変化しました。そのため、細かいテクニックよりも ドラゴン系のパワーで押し切る戦術が最も扱いやすく、勝率も安定する のが現状です。

ヒーローのレベルが上がっているなら「ネクロマンサー」や「イエティ」を使った戦術に挑戦してみると、攻撃がうまくいくかもしれません。

強い戦術に関連する研究の優先度

ドラゴン系	ルートライダー	投下兵舎

かつての最強戦術「クイヒーディガホグ」が廃れてしまった ため、将来的に使うことになるユニットを優先的に研究しておくと後から慌てて研究をせずに済みます。

ドラゴン系の戦術を中心に使うことが一般的になりましたが、陸戦術で必須となる ウォールブレイカー や アイスゴーレム の研究ができていると編成の自由度が上がります。

突破兵器のことも考慮すると、将来性を考慮して 投下兵舎 で召喚するユニットが研究のレベルに影響する P.E.K.K.A と ウィザード の研究も進めておきましょう。

優秀なユニット：ストライカー

ストライカー

TH12でアンロックされる ストライカー は、これから攻撃時に強くなり始めるヒーロー対策で使用率が上がりやすいユニットです。

使う機会が少ないTH帯ではありますが、将来的には採用率が高くなるユニットです。ヒーローをうまく処理することが戦術の成功率に大きく影響するようになるため、今は使わなくても研究を進めておくことをおすすめします。

戦術を組み上げるのが上手な人ほど採用するユニットですが、一部の戦術では採用率が低くなってしまうことがあります。高TH帯では “HPが高いヒーロー” に対して有効な存在となるため、研究を進めておきましょう。

TH13でやっておきたいこと

軍事施設は順番ずつレベルを上げる

ラボ	アーミーキャンプ	クランの城

TH13でアンロックされるユニットや呪文は使用率が低いので 兵舎 や 呪文工場 の優先度を下げても問題ありません。ラボ や アーミーキャンプ、クランの城 など、攻撃に影響する施設を優先してください。

ただし、鍛冶屋 については ヒーリングトームがアンロックされる ので、優先度を高くしたほうがいいです。ドラゴン系の戦術を主体とする場合は、優先度を上げて ヒーリングトーム をアンロックして強化することをおすすめします。

ヒーリングトームについて

鍛冶屋 Lv.6	ヒーリングトーム

TH15~16までは強力な防衛設備が少ないため、レイジジェム よりも ヒーリングトーム の使用率が高くなりやすいです。レイジの呪文が強く使える環境では呪文の枠数に対して回復効果が強くなります。

陸戦術でヒーラーを採用するユニット編成を使う場合は、レイジジェムを採用することもあるため、自分の戦術に合わせて使い分けられるようにしておきましょう。個人差が出やすい装備なので、将来的にはどちらも使えるようにしておくと便利です。

ロイヤルチャンピオンのアンロックとレベル上げ

ロイヤルチャンピオン	ロイヤルジェム	ホーミングシールド
本体レベルが重要	強化不要	こちらを強化

TH13になると、ロイヤルチャンピオンがアンロックできるようになります。アンロックされたばかりではステータスが低いので戦力になりませんが、攻撃と防衛でヒーローが4体使えるようになるタイミングです。

最初は集中的にレベルを上げることになるので、レベル20を目安に最大レベルまで強化するかを決め、ヒーローのレベル上げをしっかりとしておきましょう。

ロイヤルチャンピオンの初期装備は、あまり強くない性能なので優先的に強化する必要はありません。スーパーレア装備を1つ以上は持っておきたいヒーローでもあるため、優先度が高い装備を1つは用意してください。

防衛設備の優先度：投石機とインフェルノタワー

投石機	インフェルノタワー	巨大クロスボウ
イーグル砲	アーチャータワー	大砲

TH13から新たに追加される 「投石機」は、防衛率を大きく向上させる範囲攻撃型の防衛設備 です。火力･範囲ともに優秀で、ドラゴン系などの高HPユニットにも有効なため、アップグレード優先度は非常に高い防衛設備 になります。防衛を強化したい場合は、2基の設置とレベル上げを早めに進めることをおすすめします。

次いでインフェルノタワーやイーグル砲のレベルを上げておいたほうがいいですが、巨大クロスボウは2段階強化 になっているため、アップグレード費用が高額にです。TH13の防衛環境ではドラゴン系戦術による空攻めが増えるため、対空砲などの空中ユニットに攻撃できる防衛設備を優先してください。

将来的に「合体施設」として統合される アーチャータワーと大砲 のアップグレードを終わらせておくと、将来的な負担が減るので終わらせておきましょう。防衛を目的とした強化ではないので、ヒーローのレベル上げと並行して進めておくと時間を無駄にせず便利です。

研究の優先度：自分が使う戦術を中心に研究する

ドラゴンライダー	見習いウォーデン	リターンの呪文

主な戦術環境はTH12から大きな変化はありませんが、ヒーローが4体になることで研究とヒーローの強化が重要になります。

ドラゴン系戦術を使うのであれば、ドラゴンライダー を研究をしておくと「ハイドラ戦術」が使えるようになって戦術がパワーアップします。リターンの呪文を使った「リターン型」のドラゴン戦術も使えるようになるので、研究時間が長めですが多様性をドラゴン戦術に求めるなら研究してみてください。

陸戦術の 必須サポートユニット「見習いウォーデン」は、その他の研究が終わった後にレベルを上げておくと将来的に役立ちます。縁の下の力持ちのような存在ですが、重要なユニットなので陸戦術をしたい人は研究しておきましょう。

TH13の終了とTH14について

TH14で追加される要素

TH14は地味！	ペット小屋の追加	大工が武装化

TH14からはペットが追加され、ダークエリクサーの必要数が増加します。優先度が高いペットが ユニコーン しかいませんが、いないよりはいたほうがいい程度の存在です。

さらに、大工の小屋 が武装化してアップグレードに必要な期間が大幅に増えるため、すべての防衛設備を最大レベルにしようとすると長期間過ごすことになるかもしれません。

戦術環境に大きな変化があるわけではないので “マンネリ化しやすいTH帯” にとなっています。自分の使う戦術の研究を終わらせたら、TH15にするタイミングを考えておきましょう。

あまり長く過ごしても大きなメリットがないですが、ノーマル装備がレベル最大になって「ヒーローゲーを楽しむ」ことも可能です。長く過ごすのであれば、自分が使う ノーマル装備をレベル18 にしてしまってからTH15にするのも悪くはありません。

「ネクロマンサー」最後の活躍の場

TH14までは通常のネクロマンサーが強く使えます。

ずっとネクロ主体のラッシュ編成を使ってきたのであれば、新しい戦術を身につけておいた方がいいタイミングかもしれません。壁が増えて配置全体が広くなることで ネクロ戦術の成功率が下がります が、ヒーローと装備を強くしているとゴリ押し可能です。

現時点で「ネクロ系戦術」しか使えない状態だとTH15以降に対戦環境で “肩身が狭い思い” をすることになるかもしれません。最低でも「ドラゴン系戦術」や「ルートライダー戦術の準備」をしておくなど、最低限度の準備をしておきましょう。

無理をしない程度のクラクラを楽しむ

TH13~14は必要な資源の量が増えて「大工が空きやすいことにストレスを感じる」人が増えてしまうので、決して無理をしないように遊んでください。

TH12~14は強い戦術が「ドラゴン系」に集中しているため、かなりマンネリ化した環境になっています。少し距離を置きたいときはTH14にしておいて、資源施設のレベルだけでも上げておくと安い施設をコツコツ強化しやすいです。

資源生産施設「金山」,「エリクサーポンプ」,「ダークエリクサーポンプ」のレベル上限が上がるので、ちょっと飽きが来たときの知識として頭の片隅に入れておいてください。